M-51の後継であるM-65 PARKAのデイテールを踏襲した本格的なモッズコート。
パターンに現代風なアレンジを施し、特にフード部分を全体的にコンパクトなフォルムに改善しアーバンな洗練されたイメージを表現。
アウターシェル側はコンパクトピーチ（微起毛）を施した、ヘビーコットンツイルを使用。
ライナー側は軽量で保温性のあるフィルフリースを使用し、用途に応じて脱着が可能。フード部分には脱着可能な上質なラクーンファー。
定番のカラーOLVを筆頭に、モード感のあるBLKの2色展開。
ミリタリーアイテムの中でも一番タウンユースに適したモデルなので、いつの時代もトレンドに左右されること無く着用できる。
また、着脱可能な部分が多いので3シーズンを通して活躍してくれる1着である。

ヘビーで防寒性の高い圧縮メルトンを使用。
タイトなシルエットとミニマムなデザインで、さまざまなバランスのコーディネートに組み込みやすいデザイン。
首元にはチンストラップが付属し、ご自身に合わせたスタイリングがお楽しみいただけます。
都会的な美しいタイトシルエットでありながら、滑りの良い裏地や、冬場のインナーの着こみ分も計算に入れたアームホールデザインにより着心地よさと機能性を追求。長く、シーズンを通してご愛用いただける１着が完成しました。

もっともポピュラーで人気のある羊革を使用。人気の理由はなんといっても表面の目の細かさと柔らかさです。
残念な事に現在、市場に流通している羊革の中には、安価に仕上げる為に傷の多いの革に多量の顔料を吹付け、毛穴を塞いで目の細かさを殺してしまい、羊革の魅力を半減させてしまっているものも多く存在します。
革はタンナー（なめし職人）による鞣し（30工程以上ある）によって質に大きな差がでます。 本ジャケットに使用している革はパキスタンの老舗タンナーによる鞣しで、ダイドクラストという手法を使っており、非常に良質な革に仕上がっています。
ダイドクラストの特長は、加脂（革を柔軟にする為、油を加える鞣しの工程）の前に染色をする事により、マッドな独特の発色と質感を表現するものです。 染色に関しては顔料などを一切使わず、傷隠しの吹き付け加工もしていないので、 毛穴が染料で潰されることもなく、通気性もあり、革が良く馴染みます。 また革の表面にある小傷などは、ごまかしの無い本物の革の証拠とも言えます。
こうした優れた鞣し技術により高級感のある色、やわらかな独特の弾力性、コシのある素材になっており、着用するごとに自分の体形に形成されていくので、世界で自分だけの１着となるでしょう。